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電脳キットの専門販売会社です。
ShimaHamada(JETC 大垣営業所)
〒503-0806 岐阜県大垣市緑園109-3
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0584-84-7011
キット詳細
キットの特徴
作る喜び、動いた感動、広がる応用
親切、ていねい、初心者向けのテキスト
頭と体で覚える体験学習
基礎から応用まで豊富な事例
プログラム書込み器内蔵で超便利
30年間のマイコン指導ノウハウを満載 (大久保氏の経歴を中心にまとめてあります)
キットの構成
新商品とモノづくり改善のアイディアが湧く多彩なボード群から構成されているキ
ットです。20種類の電脳ボードをご提供させて頂きます。
最初にボード毎の部品について、ワンポイントアドバイスを記述します。
01 マイ
コン
マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ - 集積回路に実装されたコンピュー
タシステムあるいはプロセッサで、組み込みシステムに使われる。
02 プッシュSW
押しボタンスイッチ、押釦と言われます。押すことでスイッチ開閉が出来ます。
03 LED
Light Emitting Diodedes。、接合部に電流が流れると光を放射するダイオード。
04 スライドSW
操作部を直線的にスライドすることによって接点の開閉を行うスイッチである。
05 リレー
継電器ともいい 、 電磁石・
接点機構 で構成され電磁石に、ある値以上の電流を
流した時に生ずる電磁吸引力を利用して、接点機構を作動させるもので、コイルに
与えられる電圧、電流(入力信号)により、接点の開閉を行なう。
06
光スイッチ
自動点滅器とも言われます。明るさを検知することで接点をオンオフする自動制
御機器です。
07 サウンダ
圧電素子を用いたスピーカーです。数kHzの信号を与えると発音します。
08 発信
電子回路を用いて連続波の交流信号を発生する回路です。
09
音スイッチ
音を感知すると出力ON。音が無くなり一定時間でOFFするスイッチです。
10 温度サンサ
温度センサとは、物体の温度を測定するセンサのこと。接触式と非接触式に大
別できる。接触式温度センサは直接対象物に接触して測定する方式で、構造が簡
単で広く使われている。
11 コンパレータ
集積回路(IC) に搭載されている、2つの入力信号を比較してその結果を出力
する装置のことです。
12
7セグ表示
Seven-Segment Display 。電子的な表示装置の一種であり 、十進のアラビア
数字を表示することができる。
13
7セグ駆動
処理したデータを人が見てわかる数字として7セグメントLEDに表示する為に、
4桁(4ビット)の2進数データを、7セグメントLED上の10進数データに変
換する7セグメントLEDデコーダードライバICです。
14
モータ駆動
モータードライブとはモーターを回すことです。 直流モータードライバーは直
流によって回転するデバイスです。
15 パラ/シリ
パラレルのデータをシリアルに変換することです。
16 シリ/パラ
シリアルのデータをパラレルに変換することです
17 光送信
ホトダイオードと送信回路を一体化した送信モジュールでの電送です。
18 光受信
ホトダイオードと受信回路を一体化した受信モジュールでの電送です。
19
液晶
Liquid Crystal Display。液晶組成 物を利用する平面状で薄型の視覚表示装置を
いう。
20
プログラム転送
コンピュータプログラムの種類や機能の一つで、データやプログラムを外部記憶
装置やコンピュータなどから読み込む(load:ロードする)ことです。
01 マイコン 02 プッシュSW 03 LED 04 スライド
SW
05 リレー 06 光スイッチ 07 サウンダ 08 発振
09 音スイッチ 10 温度センサ 11 コンパレータ 12 7セグ表示
13 7セグ駆動 14 モータ駆動 15 パラ/シリ 16 シリ/パラ
17 光送信 18 光受信 19 液晶 20 プログラム転送
テキストの構成
第1部
(電子工作編)
第1部では、20種類の電子ボード(基本的な電子回路基板)を製作することによって
、電子部品と電子回路の基礎知識を習得しますが、これらについて、一度に理解できな
くても心配する必要はありません。あせらず、あわてず繰返し学んでください。
また、本書では、これだけは知っておきたいと言う基礎的な内容について説明してい
ます。より深い知識を得たい場合は、インターネットの検索などを利用して、積極的に
知識を増やしてください。
使用工具として、はんだごて(20Wの電子用で、こて先が細いもの)、こて先クリー
ナ付はんだごて台、小型ニッパー、小型ラジオペンチを準備します。また、φ0.8mm程
度の糸はんだを約3m、コネクタメスの基板への固定用として万能接着剤約5g を使いま
す。なお、はんだづけの経験が浅い人は、はんだづけのトラブル対応として、はんだ吸
い取り器も準備しておくとよいでしょう
20種類の基礎電子回路
● 第1部の電子工作編では、次のような20種類の電子ボードの製作と実験によって
計測、制御、通信技術の基礎となる電子部品と電子回路に関する知識を深めます。
● 電子技術の世界がはじめての人は、戸惑いがあるかもしれませんが、とにかく、
製作して動作をさせてみてください。はんだづけと実験を繰返すことによって、知
らず知らずのうちに理解できるようになります。単なる電子部品が、皆さんのはん
だづけによって、生命を吹き込まれて動作をはじめる感動は最高です。ぜひ、この
感動を味わってください
。
第2部 (基本操作編)
第2部では、第1部で製作した20種類の電子ボードを組合わせて、基礎的な計測、制
御通信事例を体験します。
マイコンは、スライドスイッチによって指定された0〜14のプログラムを実行します
。ここでは、とにかく、理屈抜きで「魔法の石」マイコンのすばらしさを体験してくだ
さい。
マイコン内蔵基本関数一覧
● C言語では、あるまとまったプログラムの集まりを関数と言います。第2部の基
本操作編では、 次表の自作関数をスライドスイッチの設定(↑:上、↓:下)で
選択して実行しています。
備考)自作関数の名前は、半角の英数小文字で付けます。
第3部 (プログラミング実習編)
マイコンは堅物であるために、自分のプログラム領域に電気的に書込まれた、 0と1か
らなる機械語で記述されたプログラム(作業手順)によってのみ動作します。
ところが、機械語は、私たち人間にとって奇怪語であるために、いったん英語風のC言
語などでプログラムを作成し、これをCコンパイラと呼ばれるパソコンソフトで機械語に
変換して、マイコンのプログラム領域に書込むのが一般的です。
第3部では、第2部の基本操作編で使用した 15の基本プログラムを例に、C言語による
プログラム作成(プログラミング)の基礎知識を習得します。
これから学ぶ基本関数
● 第3部で学習する15の基本関数を次表に示します。
備考)スイッチは、ポートAの上位に接続されるスライドスイッチで、↑はつまみが上、
↓は下を示します
。
第4部 (応用事例編)
第4部では、代表的な計測、制御、通信事例を体験します。
このような事例を一通り体験したら、次に事例の一部を自分なりに変更し、その後、実
現したいテーマを決めて取組まれることをお奨めします。この過程で、いろいろな課題に
遭遇しますが、その一つ一つがよい勉強になります。
本を中心としたプログラミング学習の場合、疑問点を独力で解決することは極めて困難
ですが、手元に教材がある場合は、いろいろ試してみるうちに解決の糸口がつかめます。
ぜひ、多彩な応用事例を体験して、無限の可能性を秘めたプログラミング技術をモノに
してください。
応用事例
● 第4部では、次のような応用事例を体験します。
備考)事例No.14〜16は、エクセルの動作環境が必要です。
実践事例
[注]
動画再生は、
をクリックしてください。
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No.1
) 液晶表示ボードの組立と動作の確認
@ 先にスペーサを取り付けて、最後に液晶のはんだづけを行います。
A 各ボードを次のように接続し、スライドスイッチのつまみを↑↓↑↓
上下上下)にしてマイコンボードの電源をONにします。
B 液晶に、マイコンからのメッセージが表示されれば、動作は正常です。
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No.2) ドレミの演奏
@ スライドスイッチを↑↓↓↑(ドレミ演奏)にして、マイコンの電源
スイッチをONにします。
A ドレミレドの音がサウンダから繰返し流れてきます。
B 音楽の自動演奏をさせたい場合は、譜面の音階と音長をもとに、マイ
コンで発振条件を制御します。これの具体的な事例は、第4部の応用事
例編で実習します。
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No.3) LEDの順次点灯 led_moving関数
@ 点灯パターンデータの設定には、配列変数 led[ ] を使っています。
点灯パターン ○
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○
○ ○○
○
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○○
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